非実在世界 - An Overview
非実在世界 - An Overview
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出版倫理協議会は、日本雑誌協会、日本書籍出版協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会で構成されている。出版社から流通企業、書店まで、業界全体にかかわる団体が名を連ねており、日本雑誌協会は「出版業界全体が反対ということ」と話す。
この「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案全文をスキャンしたものがネット上で公開されています。
が、それを規制するということになると、それはそれで厄介な問題が別枠で浮上する。現在、問題になっているのはそこだ。
上記はトンデモ発言集やねつ造ではなく、本気でこういうことを平気で言う人たちが集まって、今回の「非実在青少年」を作り出したわけです。「アニメ文化が性犯罪を絶対に助長」というのは完全にこの人の歪んだ考えの発露に過ぎませんし、「マイノリティに配慮し過ぎた挙句、当たり前の事が否定されて通らない」「説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事」と言っている場合の「当たり前」というのはこの人自身の当たり前であって、この人は自分の価値観を自分以外の全員に押しつけたいわけです。挙げ句の果てに、「何で反論している人の事まで考えなきゃいけないのか」とまで発言、ここまで来ると、どう見ても危険思想の一種にしか見えないのですが、啓蒙主義を代表するフランスの哲学者「ヴォルテール」の名言、「私は君の意見に賛成しない。しかし、君がそれを言う権利は、命にかけても守ろう」にならって、これもまたひとつの客観性を欠いた主観的意見であると認識しておきましょう。
雷で周囲の植物を殺す能力を身につけた樹木が見つかる、雷に打たれることで恩恵を受けることが判明した最初の樹木
さらに、なぜこれほどの大問題が新聞やテレビで報道されないのかという理由の一端が垣間見える場面も。
この「非実在青少年」という造語を新しく作り出し、表現規制を推進する改正案を作ったのが「東京都青少年問題協議会」、略して「青少協」なわけですが、この協議会を構成するメンバーの発言がかなりひどく、ここに至るまでも山のように問題発言を議事録に残して公開するというとんでもないことを繰り返しており、以下のページが非常に詳しいです。こういった発言をすることに対して何の問題意識もないほど独善的で、自分たちこそが正義であり、自分たちの常識こそが世界の常識でなければならないという潔癖症の方々です。
青少年はそもそも何見ても性的に刺激されるだろう。かつて自分は、英語の教科書に登場するルーシーとベンで不健全な妄想をしたぐらいである。中高生でありとあらゆるものを、妄想の素材とする。人間の妄想の自由、それを共有することの自由を犯されたくない。それを法で罰していくのは間違っている。
丘の上に続く坂道を駆け上がると、目の前には燃えるような夕焼けが広がっていた 。
私は彼の胸に顔を埋めた。彼の匂い、温もり、全てが私の心を満たしてくれる。
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つまり、出版を生業にしている業界はすべてこの「非実在青少年」に反対する、ということです。さらにこの日の動きは続き、ついに図書館も見解を発表し、「削除されるべき」とかなり強い反対の意志を表明しています。
社団法人日本図書館協会 - 「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」について
そのほかにもさまざまな有名漫画家が発言を行っているわけですが、明治大学の森川 嘉一郎准教授の発言内容は一読の価値有りです。